認知機能テスト

コグニトラックス検査は認知機能技術を基礎とした信頼性の高い認知機能検査となります。簡単な検査をいくつか行い、脳が低下している部分を数値化してとらえることが可能です。

コグニトラックス検査の概要

  • 米国のCNS Vital Signs社が開発した認知機能検査技術。
  • 既存の認知機能検査をもとにしてコンピュータを用いてウェブ上で検査を実施できる。
  • 記憶力、注意力、処理速度、実行機能などを広範囲の機能領域を測定して、結果を数値化して年齢標準値との比較で表示する。
  • 10種類のテストを提供し、目的別にテストを選択できる。
  • 測定が終了するとその場で結果(報告)が取得できる。
  • 測定感度が高く、正確で信頼性がある。
  • 個人別に経時的モニターにより記憶力、認知機能の変化を見ることが可能。
  • 学習効果や天井効果が非常に低い。
  • 50か国の言語に対応。

検査例

  1. 言語記憶テスト(約3分)
  2. 言葉での記憶を測定します。最初に表示される15の単語を記憶してから、その後新たに30の単語から記憶していた単語を見つける。(言語学習、単語の記憶、単語の認識、直後と遅延記憶)

  3. 視覚記憶テスト(約3分)
  4. 図形の記憶、認知機能を測定します。最初に表示される15種類の図形を記憶し、その後新たに30の図形の中から記憶した図形を見つけ出す。(視覚的学習、幾何学形状の記憶、幾何学形状の認知、直後および遅延記憶)

  5. 指たたきテスト(約2分)
  6. 右手と左手の人差し指でパソコンのスペースキーをそれぞれ10秒間できるだけ早くたたきます。(運動速度、微細な運動コントロール)

  7. SDテスト(約4分)
  8. 画面上部の8個の凡例に対して、下部の8個の空欄に対応する数値を入れる。(情報処理速度、複雑な注意力、視覚的知覚速度)

  9. ストループテスト(約4~5分)
  10. 第一パート; 文字が画面に現れたらできるだけ早くスペースキーを押す。
    第二パート; 赤、黄、青、緑の文字で表示されたものを文字の色と文字の意味が一致した時にスペースキーを押す。
    第三パート; 文字の色が文字の色と一致しない時だけスペーキーを押す。
  11. 注意シフトテスト(約3分)
  12. 指示に対し素早く正確に対応する能力を測定します。画面に3つの図形が表示(上に1つ、下に2つ、図は四角か円で色は赤か青)上部と適合する図を下部の図から選ぶが、「形」があっているもの、「色」があっているものを選ぶ。(実行機能、反応速度、情報処理速度、(速度-正確さのトレードオフ)

  13. 持続処理テスト(約3分)
  14. 長時間(5分)にわたる注意力の持続を測定。画面上にランダムに表示される文字の中で「B」が表われた場合だけ応答します。(持続的注意力、選択反応速度、衝動性)

  15. 表情認知テスト(約2分)
  16. 人の表情をどれだけ認知し、判断できるかを測定します。画面上に表示された顔の表情が図の下に書かれた言葉の意味と一致しているかどうかを判断。(社会的認知能力、感情判断力、選択反応時間)

  17. 論理思考テスト(約2分)
  18. 視覚的あるいは抽象的な情報を理解できるか、また視覚的および抽象的な概念の関係を認識できるかを測定。4つに分けられた区分の1つは空欄で、残りの3区分には図が描かれています。空いている区分に入るべき図を推論して選択する。

  19. パート持続処理テスト(約4~5分)
  20. 作動記憶力および持続的注意力を測定します。パート1では単純反応速度、パート2では持続処理テストの変型、パート3では1枚前の記憶力、パート4では2枚前の記憶力を検査します。